BLWってどう進めていくの?
BLWの魅力と、実践におけるリアルな声をお届けしてきましたが、「よし、我が家もやってみよう!」と思ってくださったパパママもいるかもしれません。そこで、ここでは僕たち夫婦の経験も踏まえ、BLWを安全に、そして楽しく始めるための具体的なステップをご紹介します。
BLWを始める時期は「生後6ヶ月頃」が目安

BLWを始める最適なタイミングは、一般的に生後6ヶ月頃と言われています。ただし、月齢だけでなく、以下の赤ちゃんのサインを見逃さないことが重要です。
- 支えがあれば、一人で座れる: 体が安定しないと、食べ物を口に運ぶのが難しく、窒息のリスクも高まります。
- 食べ物に興味を示す: 大人が食べているものに手を伸ばしたり、口をもぐもぐさせたりする様子が見られます。
- 舌を前に突き出す「押し出し反射」が弱まっている: 固形物を口に入れても、すぐに舌で押し出さなくなる状態です。
- 食べ物を自分の手で掴み、口に運ぼうとする: 目の前にあるものを口に入れようとする行動が見られればOKです。
これらのサインが複数見られたら、BLWを始める準備が整ったと判断して良いでしょう。焦らず、赤ちゃんの準備ができた時が最高のスタート時期です。
BLW実践のために準備しておくべきもの

BLWは特別な道具を必要としませんが、いくつかのアイテムがあると、より安全に、そして快適に進められます。
- 安定したハイチェア:
- 一番の必需品です。足がしっかりと地面(または足置き)につき、姿勢が安定するものがベスト。前傾姿勢になったり、体がグラグラしないものを選びましょう。これが窒息リスクを軽減する上でも非常に重要です。
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- 防水の長袖スタイ(エプロン):
- 最初は食べ物でかなり汚れます。袖まで覆えるタイプだと、服が汚れにくく、片付けも楽になります。
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- 床に敷くシートや新聞紙:
- 食べ物が落ちて床が汚れるのは避けられません。サッと拭ける防水シートや、使い捨てできる新聞紙などを敷いておくと、食後の掃除が格段に楽になります。
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- 割れない食器:
- ひっくり返したり落としたりしても大丈夫な、シリコン製やプラスチック製の食器がおすすめです。吸盤付きのものが特におすすめです。
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最初の一歩!パパが用意する「最初の食事」と調理のコツ

BLWで赤ちゃんに初めて与える食事は、大人の食事からの「取り分け」が基本です。ポイントは「赤ちゃんが自分で掴みやすい形状」と「柔らかさ」です。
- 食材の選び方:
- まずは、アレルギーのリスクが低いと言われる野菜から試しましょう。(例:ニンジン、ブロッコリー、大根、サツマイモなど)
- 慣れてきたら、果物(バナナ、リンゴなど)や、柔らかく調理した肉や魚(鶏ささみ、白身魚など)も試します。
- 調理法と形状:
- 柔らかく調理: 赤ちゃんが歯茎で潰せるくらい、十分に柔らかく茹でるか蒸すのが基本です。
- スティック状にカット: 赤ちゃんが「棒」のように掴んで食べやすい、指の太さくらいのスティック状にカットします。ブロッコリーは持ち手になる部分を長めに残すと良いでしょう。
- 味付けはしない: 赤ちゃん用の食事には、塩分や糖分などの調味料は基本的に使いません。素材本来の味を楽しみましょう。
- NG食材・NG調理法:
- 丸いもの(プチトマト、ぶどうなど): 喉に詰まりやすいので、必ず半分または1/4に切って与えましょう。
- 硬いもの(ナッツ類、せんべいなど): 噛み砕くのが難しいものは避けましょう。
- 粘着性の高いもの(お餅、白玉など): 喉にへばりつきやすいので避けてください。
- 加工食品(ハム、ソーセージなど): 塩分が高く、添加物が含まれるため、離乳食期は控えましょう。
パパにできること!BLWを成功させるための心がけ

BLWは、親の「見守る姿勢」が非常に大切です。
- 一緒に食卓を囲む: 赤ちゃんが自分で食べている間、パパも一緒に食事を楽しみましょう。赤ちゃんは大人を真似て食べ方を学びます。
- 見守る勇気を持つ: 食べ物を落としたり、顔中ベタベタにしたりしても、決して手出しをせず、最後まで見守りましょう。窒息のリスク管理は最優先ですが、必要以上に過保護にならないことが重要です。
- 焦らない: 最初はあまり食べないかもしれません。「遊び食べ」も大切な学習の一部です。母乳やミルクで栄養を補いながら、焦らず赤ちゃんのペースを尊重しましょう。
- 妻(パートナー)との連携: BLWのメリット・デメリットを夫婦で共有し、同じ認識で進めることが成功の鍵です。僕たち夫婦も、時には散らかる状況に心が折れそうになることもありましたが、互いに励まし合いながら乗り越えてきました。
BLWは、赤ちゃんが「食べる」という行為を主体的に学ぶ、素晴らしい機会です。そしてそれは、パパにとっても、子どもの成長を間近で感じ、一緒に食卓を楽しむ貴重な時間となるでしょう。


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