​パパ流!挑戦を後押しする褒め方ルール3つ

育児哲学とルール

パパ流!挑戦を後押しする褒め方ルール3つ

4歳と2歳の姉妹を見ていて感じるのは、「挑戦しないこと」が、一番の失敗だということです。初めてのパズルも、苦手な食べ物も、口出ししたいのをグッとこらえ、我が家ではこの3つのルールで子どもたちの「挑戦する心」を育てています。

​ルール1:結果より「行動」を褒める

「上手にできたね!」「すごい!」—これは誰もが言う褒め言葉ですが、こればかりを言うと、子どもは「結果が出ないことはダメなことだ」と誤解してしまいます。

​僕が褒めるのは、成功したかどうかではなく、その前にあった具体的な「行動」です。

  • ✕(結果を褒める):「パズルが完成したね!天才!」
  • ◎(行動を褒める):「ピースの色や形をじっくり見ていた集中力がすごいね。その行動があったから完成したんだよ。」

​この褒め方をすると、子どもは「結果」ではなく「努力」が認められたと感じます。

​外壁塗装の仕事も同じで、一見地味な下準備や段取りといった「過程の行動」が、最終的な仕上がりの「結果」を決めます。育児でも、この「地道な行動」に光を当てるのがパパの役目です。

​ルール2:他人ではなく「成長」を褒める

​4歳のお姉ちゃんと2歳の妹がいると、「お姉ちゃんはできたのに」「妹の方が上手だね」と、つい姉妹間で比べてしまいがちです。しかし、比較対象にするべきは、「過去のその子自身」だけです。

​「成長」を褒めることで、子どもは誰かと競争するのではなく、自分自身と向き合って頑張ることに価値を見出せるようになります。

  • ✕(他者と比較):「〇〇ちゃん(妹)はもうお片付けできるよ。」
  • ◎(過去と比較):「昨日まではこの積み木を全部片付けられなかったのに、今日は最後までできたね!パパはその成長が誇らしいよ。」

​特にパズルの挑戦は顕著です。以前は5ピースでも苦戦していた長女が、今では100ピースのパズルを自力で完成させるようになりました。完成した時よりも、「最初はできなかったのに、毎日ちょっとずつ頑張ったからできるようになった」という成長を褒めます。

​昨日できなかったことができるようになった。その小さな一歩こそが、大きな自信の源になります。僕の育児記録としても、この「成長」を見逃さないようにすることが最も大切だと感じています。

​ルール3:成果ゼロでも「挑戦」を褒める

​子どもが何か新しいことに挑戦して、見事に失敗して泣き出した時。これは実は、パパの出番です。ここで責めたり、励ますだけではいけません。

​成果が全く出なかったとしても、「挑戦したことそのもの」を最大限に褒めてあげる。これが、「失敗しても大丈夫」という強い安心感に繋がります。

  • ✕(励ます):「次は頑張ればできるよ!」
  • ◎(挑戦を褒める):「これ、すごく難しかったよね。でも、諦めずにやってみたパパの娘はかっこいいよ。挑戦する心がパパは大好きだ。」

​パズルの最後の1ピースがどうしても見つからなくて泣き出す時も、「完成しなくて悔しい気持ちに負けず、もう一度箱の中を探し始めた挑戦がすごい!」と声をかけます。

​夜泣きや寝かしつけも最初は失敗だらけで、辛抱が必要です。でも、その失敗を恐れず挑戦し続けることで、子どもは必ず新しい壁を乗り越えてくれます。

​褒め方ルール:​挑戦を支えるパパ厳選アイテム3選

​僕と同じように「挑戦させる育児」に取り組むパパに、自信を持っておすすめしたいアイテムを紹介します。

​僕の育児方針である「何度でも挑戦させる」を実践する中で、子どもたちの成長を物理的にもサポートしてくれた、買ってよかった育児グッズを3つご紹介します。耐久性にシビアな外壁塗装パパが自信を持っておすすめします。

​1. 想像力をカタチにするマグネット遊び:ボーネルンド (BorneLund) マグ・フォーマー (MAGFORMERS) ベーシックプラスセット [ 30ピース ]

​パズルと同様に、このマグフォーマーも挑戦の連続です。

​【挑戦ポイント】 最初にイメージした形が崩れても、ピースを入れ替えればすぐに新しい形に再挑戦できるのが魅力。失敗を失敗で終わらせず、「次はこうしてみよう」と粘り強く考える力がつきました。

​【成長ポイント】 平面から立体へ、そして複雑な構造へと、子どもの思考の成長に合わせて遊びが深まります。長女(4歳)と次女(2歳)が一緒に遊べる点も高評価です。

​2. 「自分で座る」を育むタフな相棒:STOKKE(ストッケ)トリップトラップ(TRIPP TRAPP)ハイチェアチェア

​離乳食期から使っていますが、この椅子は「自立」という挑戦を支えてくれました。

​【挑戦ポイント】 この椅子は重さがあり、簡単には動かせません。そのため、子どもたちは自分で椅子を引いたり運んだりするのではなく、「自分で登って座る」という挑戦を繰り返す必要があります。パパが手伝わなくても自分の力で座れた時、最高の「過程の褒め言葉」をかけてあげられます。

​【耐久性】 汚れが簡単に拭き取れる素材で、掃除がしやすく、タフ。外壁塗装の現場で耐久性を重視する僕にとって、長く使えるという点は外せないメリットでした。

​3. 失敗を恐れない走る楽しさ:ストライダー スポーツモデル (STRIDER Sport) 12インチ 本体

​​公園で子どもたちが初めてストライダーに乗る瞬間は、まさに「挑戦」です。

​【挑戦ポイント】 ストライダーはペダルがないため、「地面を蹴って進み、バランスをとる」という非常にシンプルな挑戦を繰り返します。失敗してもすぐに足がつく安心感があるため、転ぶことへの恐怖心よりも進む楽しさが勝る設計です。

​【成長ポイント】 これで身についたバランス感覚のおかげで、将来の自転車への移行がスムーズになることを期待しています。「転んでもいいから、思いっきり地面を蹴ってみよう」と、挑戦する過程を褒めてあげています。

​記事のまとめ

​「結果が出なくてイライラする」「どう褒めていいかわからない」

​子育て中のパパなら誰もが抱える悩みです。

​でも、子どもたちが本当に求めているのは、パパが結果ではなく、自分自身の頑張り、つまり「過程」をしっかり見てくれているという安心感です。

​行動を褒める:その努力が結果に繋がると教える。

​成長を褒める:他人ではなく、過去の自分と比べることで自信をつける。

​挑戦を褒める:失敗を恐れない強い心を育む。

​この3つのルールと、それを支えてくれるタフな育児グッズがあれば、パパの育児はもっと楽しく、子どもはもっと逞しく育ってくれるはずです。

​僕の育児記録である「パパとふたりごと」が、あなたの育児のヒントになれば幸いです。

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