【看護師×塗装パパ流】なぜ我が子は散らかさない?徹底した「片付け習慣化」と自立を促すルール

育児哲学とルール

子育てパパの共通の悩みの一つが、「片付け」です。

「収納ボックスを買っても片付かない」「片付けなさいと毎日怒鳴る」というご家庭も多いのではないでしょうか。

​我が家では、特別な収納家具やテクニックは使っていません。ただ、「出したら片付ける」というルールを徹底して習慣化したことで、4歳の長女も2歳の次女も自発的に片付けられるようになりました。

​この「習慣化の力」こそが、リビングを散らかさない最大の秘訣です。

​秘訣1:習慣化を支える「パパ流・片付けの3ステップ」

​ステップ1:遊びを「中断」させない集中力ファースト

​我が家では、子どもが集中している遊びを無理に中断させて片付けさせることはしません。集中力を途切れさせないことを最優先します。

​伝達のタイミング: 次の遊びに移る直前、または遊び終わった区切りの良いタイミングで、「今からパズルで遊ぶなら、先にブロックを元の場所に戻そうね」と伝えます。

​狙い: 遊びの切り替え時に片付けを組み込むことで、片付けが遊びの動線の一部となり、習慣化しやすくなります。

​ステップ2:定位置決めと「自立」の徹底

​片付けとは、「物の居場所(定位置)に戻すこと」です。その定位置を子ども自身に決めさせることで、自立心と責任感を育みます。

​自立心の尊重: パパが収納場所を決めるのではなく、「どこに戻すのが一番やりやすいか?」を子どもと一緒に決めます。

​仕組みの単純化: 細かく分類しすぎず、箱にざっくり分けることで、パパも子どもも管理が楽になり、ストレスなく継続できます。

​ステップ3:片付けの「過程」を徹底的に褒める

​トイトレや感情コントロールと同様、最も大切なのは「結果ではなく過程を褒める」ことです。

​褒めるポイント: 「全部片付いて偉いね」という結果ではなく、「箱を持っていこうと挑戦したのがすごいね」「パパが言わなくても、自分で片付けようと気がついたのが偉いね」と、自発的な行動(過程)を褒めます。

​狙い: 自発性と挑戦意欲を褒めることで、片付けを「パパにやらされるもの」ではなく「自分の意思でやる挑戦」だと認識させます。

​2. 秘訣2:親は絶対に片付けない「究極の自立ルール」

子どもに片付けを習慣化させる最も強力な秘訣は、親が片付けないことです。親が片付けてしまうと、「片付けは親の仕事」だと子どもが認識してしまうからです。

​究極のルール:片付けないと怪我をする「実体験」

​親の行動: 基本的には、子どもが散らかしたものは、親は絶対に片付けません。

​狙い: 「片付けないと、踏んで痛い思いをする」「片付けないと、遊びの場所がなくなる」ということを、子ども自身の実体験として教えることで、片付けの重要性と自分事として認識させます。

​誤飲・窒息のリスク管理:BLWが支える安全対策

​看護師として、子どもの安全管理は常に意識していますが、我が家ではBLW(ベビーレッド離乳食)という方法が、誤飲のリスクを根本から下げてくれています。

​従来の離乳食: 口に入るもの=食べ物という認識が強いため、おもちゃなども口に入れてしまう誤飲のリスクが高まります。

​BLWの特性: BLWでは、子どもは自分で食べるものを選択し、口に運びます。その過程で、「飲み込めない、噛み潰せないものは食べ物ではない」と認識されるため、基本的に誤飲のリスクが下がります。

​このBLWで培われた「口に入れるものを見極める力」が、リビングでの誤飲事故のリスクを下げているため、親は転倒などのリスクに焦点を絞って「片付けの重要性」を教えることができるのです。

​秘訣3:塗装パパの視点!「精神衛生」のための片付け

この習慣化は、子どものためだけでなく、パパの精神的な安定のためにも極めて合理的です。

​パパの精神安定: 外壁塗装の段取りと同様、散らかりという「作業の妨げ」がないことで、パパの精神的なイライラが解消され、冷静に育児に向き合えるというメリットがあります。

物の耐久性: 「片付け」という行為は、「物を大切に使う習慣」であり、おもちゃや家具の耐久性を守るという合理的視点にも繋がります。

​3. 習慣をサポートするアイテム

​ルールと習慣を支えるための、シンプルで耐久性の高いアイテムを紹介します。

​① 丈夫でシンプルな「定位置カゴ」: 塗装パパが選ぶ、耐久性と掃除のしやすさを両立した収納グッズ。遊んだ場所で一時的に片付けられるアイテム。

​② 子どものやる気を引き出すタイマー: 片付け時間をゲーム化し、集中して取り組ませるためのシンプルなタイマー。

​4. まとめ:自立した子どもは、自分で環境を整える

子どもの片付け習慣は、「親の指示に従うこと」ではなく、「自分の生活を自分で整える」という自立への第一歩です。

​親がすべきことは、我慢強く見守ることと、小さな挑戦の過程を徹底的に褒めること。

​ルールと習慣の徹底が、子どもたちの自立心と合理性を育み、最終的に「散らからないリビング」という最高の環境を生み出すのです。

追伸: DWEやトイトレは、道具やテクニックの問題ではありません。
もし育児がうまくいかないと感じるなら、それは子どもの問題ではなく、親自身の「服従を求める偏見」が原因です。
子どもを対等な人間として見たとき、初めてこれらのツールは真価を発揮します。

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